こんにちは。
佐賀県伊万里市に拠点を置く有限会社前田運送です。
弊社は、40年にわたり建物の解体工事や産業廃棄物収集運搬、リサイクルセンター運営を手掛ける解体業者です。
解体工事を行うとさまざまな廃棄物が発生しますが、産業廃棄物はどのように処理されるのかご存じですか?
今回は、「解体工事による産業廃棄物はどのように扱われ、最終的にどうなるのか」についてご紹介します。
解体から最終処分までの流れ
分別して保管する
回収した産業廃棄物は、素材ごとに分別されます。
紙くず、廃プラスチック類、金属くずなど廃棄物の種類ごとに分別しますが、分別が難しい廃棄物は「混合廃棄物」として別の扱いが必要です。
分別された廃棄物を一時保管する場合、保管場所に囲いを設けたり、その旨を記した看板を設置したりするなど厳しい基準が定められています。
収集して運搬する
廃棄物の保管場所から廃棄物を収集し、処分場まで運搬することを収集・運搬といい、これらを営む事業者を収集・運搬業者といいます。
処分場までの収集・運搬は、都道府県から業の許可を得ている事業者が行います。
積み替えて一時保管する
集荷した産業廃棄物を別の車に積み替え、出荷するまで一時保管することを積替・保管といいます。
積替を行うとき、囲いがある場所や周囲への飛散、流出などの対策が必要で、これらを行うには都道府県や政令市の許可が必要です。
中間処理施設に運ばれる
収集された産業廃棄物の約8割が中間処理施設に運ばれます。
ここでは、計量と受入検査を行い、粗選別と手選別という2つの選別が行われます。
処分後の廃棄物の種類ごとに保管され、保管量がトラック1台分の量に達したら、最終目的地へ出荷されていくのです。
再生処理される
産業廃棄物を加工し、リサイクルすることを再生処理といいます。
産業廃棄物の再生処理は主に以下の3つが行われ、種類ごとに精度よく分別する必要があります。
マテリアルリサイクル:マテリアルは「物」を意味し、廃棄物を新しい原材料へ再利用する、物から物へのリサイクルです。
ケミカルリサイクル:ケミカルは「化学物質」を意味し、廃棄物を化学反応によって他の物質に変え、その原料を元に新しい製品に再利用することを指します。
サーマルリサイクル:サーマルは「熱」を意味し、廃棄物を焼却したときに発生する熱エネルギーを回収して、発電などに再利用されます。
最終処分場に運ばれる
産業廃棄物は、埋め立てるために最終処分場へ運ばれます。
埋め立て処分場のひっ迫化も問題視されていて、今後も産業廃棄物の削減や再生利用が求められるでしょう。
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